2004年12月22日開催
食洗協年末講演会「食中毒の最近の動向について」で熱弁!
演題
食中毒の最近の動向について
講演内容
● 集団食中毒事件と患者数(2002年)
● 大規模食中毒(患者数500名以上)
● 大規模食中毒の原因施設
● 微生物による食中毒で何が問題か
ノロウイルス
カンピロバクター
腸管出血性大腸菌O157:H7
サルモネラ
2004年12月22日開催
食洗協年末講演会「食中毒の最近の動向について」で熱弁!
演題
食中毒の最近の動向について
講演内容
● 集団食中毒事件と患者数(2002年)
● 大規模食中毒(患者数500名以上)
● 大規模食中毒の原因施設
● 微生物による食中毒で何が問題か
ノロウイルス
カンピロバクター
腸管出血性大腸菌O157:H7
サルモネラ
平成16年12月22日に開催した食洗協主催年末講演会にて、東海大学海洋学部・小沼博隆教授による下記内容の講演が行われました。
小沼教授は、集団食中毒事件と患者数(2002年)および大規模食中毒(患者数500名以上)についてご説明後、ノロウイルスやカンピロバクター、腸管出血性大腸菌O157:H7およびサルモネラなどの細菌が食中毒の主な原因であると述べられました。
また、最近の大規模食中毒の発生施設として、学校給食が減少する一方、仕出屋、製造業および飲食店が増加していることを明らかにされました。
さらに、食中毒の主原因となる各微生物についてご講演頂きました。最初に、ノロウイルスの分類や性状(熱や薬品に強い)についてご説明後、貝類で発生した事例や給食従事者を介して発生した学校給食におけるパンによる食中毒事例についてご説明頂きました。また、カンピロバクターの分類と鶏肉が原因となった食中毒事例、腸管出血性大腸菌O157:H7の分類と焼き肉、生野菜洗浄液やフルーツが原因となった食中毒事例、さらにサルモネラの分類と鶏卵が原因となった食中毒事例についてもご説明頂きました。いずれの場合も、食品加工現場での詳細、かつビジュアルなスライドを基にされた分かりやすく、説得力のあるご講演内容でした。熱意あふれるご講演のため、受講者は時間が経つのを忘れるほどで、大好評でした。