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【 LECTURE SUMMARY 】

2016年12月14日開催

食洗協年末講演会「高齢者の脳血管疾患予防とくに水分補給の重要性について」で好評を博す

2016年12月14日、日本大学医学部脳神経外科系神経外科学分野教授の平山晃康先生をお招きし、「高齢者の脳血管疾患予防とくに水分補給の重要性について」という演題で年末講演会が開催されました。

演題

「高齢者の脳血管疾患予防とくに水分補給の重要性について」

講演内容

 【1】経口補水液の基礎となる輸液の歴史について
 【2】脱水とは
 【3】脳血管疾患
 【4】脳梗塞チェック 「FAST」
 【5】高齢者の特徴
 【6】脱水予防法と上手な水分補給

脳血管疾患は死因の第4位の重篤な病気ですが、悪性新生物と違い長生きができます。平山先生は脳血管疾患とはどういう病気でどのような症状が現れるのかという専門的な内容を客観的なデータを示されながら系統的にしかも、大変わかりやすくご講演してくださいました。またその原因となるドロドロ、ベトベトの血液を正常に戻すための水分と電解質の摂取の重要性、そのためには真水よりも経口補水液が非常に有効であることがしっかりと理解できました。ご説明いただいた簡単な脱水状態の見分け方、脱水予防法や脳卒中予防法は普段の日常生活において誰でも簡単にすぐ実践できます。しかも年齢に関係なくすべての年代において大事であることを実感でき、聴講者にとって大変有意義なご講演でした。

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