2010年12月15日
食洗協年末講演会「最近の食中毒の動向」で熱弁
演題
最近の食中毒の動向
講演内容
1) 今年の主な食中毒
2) 最近の食中毒事情と問題点
3) 微生物による食中毒で何が問題?
4) O157、O145食中毒
5) サルモネラ食中毒
6) サポウイルスによる食中毒
7) ノロウイルスによる食中毒
2010年12月15日
食洗協年末講演会「最近の食中毒の動向」で熱弁
演題
最近の食中毒の動向
講演内容
1) 今年の主な食中毒
2) 最近の食中毒事情と問題点
3) 微生物による食中毒で何が問題?
4) O157、O145食中毒
5) サルモネラ食中毒
6) サポウイルスによる食中毒
7) ノロウイルスによる食中毒
平成22年12月15日、東海大学海洋学部の小沼博隆教授をお招きして、年末講演会が開催されました。小沼教授はノロウイルス、サルモネラ菌、カンピロバクターによる今年の主な食中毒および最近の食中毒事情と問題点についてご説明後、O157食中毒、サルモネラ食中毒、サポウイルスによる食中毒およびノロウイルスによる食中毒の具体的事例を中心にご講演されました。
特に、最近の食中毒は(1)原因微生物の多様化 (2)少量菌感染による食中毒の多発 (3)ノロウイルスの環境汚染と集団事例・散発事例激増 (4)大規模広域食中毒の頻発などが問題となっていること、また食中毒・腐敗変敗の発生要因として(1)原材料がすでに汚染 (2)二次汚染 (3)長時間の放置 (4)加熱不足 (5)冷却不足・冷却の不手際があり、食中毒発生の根本的要因として(1)うっかり (2)不注意 (3)判断ミス (4)確認不足 (5)思い込み (6)疲労などの人的ザードがあることを力説されました。
カキの採取現場でのビジュアルなスライドなどを基に、分かりやすく、説得力のあるご講演内容でした。小沼教授の豊富なご経験に基づく熱意あふれるご講演であり、受講者は時間が経つのを忘れるほどで、大好評でした。